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季節の肌不調、実は“敏感”じゃなく“バリア不足”かも?バリア不足解消におすすめの成分を大公開!

スキンケア

春や秋、季節の変わり目になると、肌がピリピリしたり、急に乾燥が気になったり、普段使っている化粧品が合わなくなった。
…そんな経験、ありませんか?
最近では「揺らぎ肌」と呼ばれることもよく耳にします。

そんな時「もしかして、肌が敏感になってる…?」
そう思ってスキンケアを見直す方も多いかもしれません。でも実は、その不調、“敏感肌”ではなく“バリア機能の低下”が原因なんです。

1. そもそも肌バリアとは?

バリア機能という言葉はよく耳にしますが、実際にそれが何なのか、意外と知らない人も多いはず。
実はバリア機能とは、皮膚表面の角質層に備わっている、肌の保護的役割を持った機能のこと。
つまりバリア機能=角質層の機能なんです。

この機能、外からの刺激や乾燥から肌を守り、内側の水分を逃がさないような働きをしてくれるんです。

このバリア機能が低下すると…
・外的刺激を受けやすくなる
・肌の水分が逃げやすくなる
・肌内部が炎症しやすくなる

といった悪循環に。これが、季節の変わり目に感じる「肌が不安定」の正体です。

2. 起こりやすい肌荒れの症状

バリア機能が⁩低下すると、以下のような肌トラブルが現れやすくなります。

  1. 乾燥

    うるおいが足りず、肌がカサついたり、つっぱったり。触るとザラつきやゴワつきが気になることも。
  2. カサつき・粉ふき

    乾燥が進行すると、角層がはがれ落ちにくくなり、肌表面がカサカサに。粉が吹いたようになることも。
  3. 赤み

    肌が刺激に敏感になり、軽い炎症状態になると赤みが出る場合があります。
  4. かゆみ

    乾燥や炎症が進むと、かゆみを感じることも。掻くことでさらに悪化する悪循環に注意。
  5. 吹き出物・ニキビ

    肌が不安定になると、皮脂分泌が乱れて毛穴が詰まり、吹き出物やニキビができやすくなります。

3. バリア機能が乱れる原因

私たちの肌は、外側から表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。その中でも最も外側にある「角質層」は、肌のうるおいを保ちながら外部刺激から守ってくれる、いわば“天然のバリア”の役割を担っています。
ところが、この角質層がダメージを受けると、肌は無防備な状態に。乾燥・赤み・かゆみ・ヒリつきなど、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。
では、なぜこの「肌のバリア」が乱れてしまうのでしょうか?
主な要因を見てみましょう。

1.気温の急変や空気の乾燥

季節の変わり目、とくに春先や秋は、寒暖差が大きくなりやすい時期です。こうした気温の変動に肌がうまく対応できず、一時的にバリア機能が低下しやすくなります。
また、秋から冬にかけては空気が乾燥し、肌の水分が奪われやすい時期。
夏の紫外線でダメージを受けた肌は、秋以降の乾燥にさらに追い打ちをかけられ、肌状態が不安定になりがちです。

2.紫外線

紫外線はシミやしわの原因として知られていますが、肌のバリア機能をも傷つけてしまう存在です。日差しの強い夏はしっかりと対策をしていても、それ以外の季節は油断している人も少なくないでしょう。
ですが、紫外線は年中降り注いでいます。とくに春先は紫外線量が一気に増えるため、うっかり対策を怠ると角質層がダメージを受けて肌が敏感になりやすくなります。

3.花粉・ほこりなどの外的刺激

春先の花粉や、室内に潜むダニ・ほこりといった微粒子は、肌にとっても大敵です。
これらの刺激物が肌に付着することで炎症を引き起こし、バリア機能を一気に低下させてしまうことも。
また、かゆみからつい掻いてしまうことで、肌の表面が傷つき、さらに状態を悪化させることもあります。

4.ホルモンバランスの乱れ

月経周期や年齢によるホルモンの変動も、肌のゆらぎに直結します。
生理前などは皮脂が増えたり、肌の水分量が減少しやすくなるため、バリアが不安定に。
さらに、加齢によって「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンの分泌が減少すると、肌のうるおいやハリも低下しやすくなります。

5.睡眠不足・食生活の乱れ・ストレス

現代人に多いのが、生活リズムの乱れによるバリア機能の低下。十分な睡眠や栄養がとれないと、肌のターンオーバーが乱れ、修復が追いつかなくなります。
また、ストレスが続くと自律神経が不安定になり、肌の防御力も落ちやすくなるため、肌が敏感に傾きやすくなります。

角質層がダメージを受けた肌は、例えるなら“防御力を失ったむき出しの状態”。
うるおいがどんどん逃げていく一方で、刺激には弱く、化粧水がピリピリとしみたり、いつものスキンケアが合わなく感じることも。
だからこそ、まずはバリア機能を立て直すことが、肌トラブルの根本対策となるのです。

4. バリア機能をサポートする成分って?

バリア機能の回復や強化には、肌の保湿力を高めたり、角質層を整える“成分”の力が不可欠です。そこで、注目度の高い「バリアサポート成分」とその成分が配合されているスキンケア商品を3つご紹介します。

1. 発酵成分(例:ガラクトミセス発酵液)

発酵によって分子が小さくなり、肌にすっと浸透。アミノ酸やビタミンなどの美肌成分も豊富に含まれ、保湿やキメの整え、透明感アップに効果的です。

おすすめアイテム
セパルフェ「ウォーターレス リフティ セラム」
<価格>30ml ¥9,460
<特徴>水を一滴も使わない“無加水処方”で、有用成分を90%も配合した高濃度美容液。
主成分は、ローズ・麹・酵母・コメ・紅茶など7種の発酵液をブレンド。さらにナイアシンアミドも10%配合されており、バリアケアとエイジングケアを両立できます。
<ご購入はコチラ>https://ce-parfait.jp/product/lifty.html

2. セラミド

角層細胞のすき間を埋める保湿成分。水分を閉じ込め、外的刺激から肌を守るバリアの要。加齢や洗顔のしすぎで減少するため、外からの補給が必要です。

おすすめアイテム:
セラプル「ラグジュアリーオイルセラム」
<価格>30ml ¥9,680
<特徴>天然由来の成分と科学技術を融合させた、高機能なオールインワン美容液。麹由来の天然ヒト型セラミドを配合し、肌に水分と油分をバランスよく与えることで、うるおいをしっかりとキープしながらキメの整った透明感とハリをもたらします。
<ご購入はコチラ>https://www.hiroecosmetics.com/?pid=101238889

3. ナイアシンアミド(ビタミンB3)

皮膚の水分保持機能をサポートしながら、キメ・ハリ・透明感にも働きかける万能成分。近年は「肌バリア強化」に注目が集まっています。

おすすめアイテム:
ランコム「クラリフィック ブライトニング セラム」[医薬部外品]
<価格>30ml ¥16,830
<特徴>ナイアシンアミドを有効成分として採用した、美白美容液。美容施術の「ウォーターピーリング」に着目し、肌をやわらかくするPHA配合で角質ケアまで叶えます。シミ・ソバカスの予防、にきび予防をはじめ、6つの効果が1本に詰まったアイテムです。
<ご購入はコチラ>https://www.lancome.jp/skincare/by-product-category/serum/clarifique-brightening-serum/

5. まとめ

「なんだか最近、肌の調子が安定しない…」というあなた。 それは“敏感肌”ではなく、“バリア不足”かもしれません。
バリア機能が乱れた肌は、どんなに良い成分を与えても吸収できず、かえって負担になってしまうこともあります。
まずは、バリア機能を整えることが健やかな美肌への第一歩。
発酵、セラミド、ナイアシンアミド——
この3つの“守りの成分”を味方につけて、季節にゆらがない肌を目指してみてくださいね。

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